(2)煮魚   (2020.10)

    

 

材料(5〜6人分)
材料名 目安量g

 魚 切り身

6切れ

 根生姜

30

  砂糖

大匙3

  醤油

大匙3

  酒

大匙4

 だし汁

200cc

   

  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 @根生姜は皮を剥き、薄く切る。
 
 A平鍋又はフライパンに@と調味料、だし汁(だしの素で作る)
   を入れて煮立て、魚を入れ落し蓋をして、熱湯したら中火で
   5〜8分煮る。火を止めて5分蒸し、味をみて皿に取り出し
   煮汁を仕上げる(*)。
 
   (*)仕上げるとは
    フラウパンを斜めに傾け、煮汁のない面を熱した後、傾きを
    戻し、余分な煮汁を蒸発させ、濃縮の旨味汁を作る
 
 B汁を大匙1ほどかけ、Aの根生姜を添える。煮汁がたっぷりめ
   にして残りは冷蔵庫で煮凝りにすると良い。

 

 

 
  【情報】

 
 ※煮魚は煮汁を煮立ててから魚を入れる。
   魚の表面の蛋白質がすぐに熱凝固するため、魚の旨みが
   煮汁に溶けるのを防ぐことができる。
 
 ※白身の魚は魚の味を生かすように味は薄く。赤身の魚は
   旨みが強く、においも強いので煮汁を濃くし、みりんや
   砂糖を加えて、加熱時間をやや長くして魚匂を抑制する。
 
 ※魚匂を抑制する方法
 
  a.
砂糖やみりんなど糖類を加えると匂いの成分の揮発を
   抑制できる。

  b.生姜、葱、ごぼうなど香りのある野菜を一緒に加熱する。
 
  c.梅干を加えて酸性にして塩基性の匂い成分の揮発を抑制する

 
  d.清酒やみりんなどの発酵性調味料の香気で魚臭をカバー
   して生臭を少なくする。