(1)炊飯
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ご飯を美味しく炊くコツは、充分の吸水と98℃以上の温度
を20分間(*)保つ必要がある
電気釜はスイッチを入れると、吸水時間もセットされて炊飯
される
(*)沸騰7分。蒸らし8分を目安との説明あり
@加水量
うるち米:容量の1.2倍
もち米 :容量の0.8倍
【例】
うるち米1合ともち米2合を炊く場合の加水量:2.8倍
・うるち米 1合・・・1.2
・もち米 2合・・・0.8+0.8 =2.8
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電気炊飯器の場合蒸発量が非常に少ないので加水量
を考慮。
(電気釜に刻まれている印しに合わせると便利)
A浸漬(吸水)
水温の低い冬場 90分程度
水温の高い夏場 30〜45分程度
B加熱(炊飯)
点火、中火10分、沸騰したら吹きこぼれないように火を
弱め5分間おく。この時点で水はほとんどなくなるので、
焦がさないようにさらに弱めて10分〜15分加熱して火を
止める
C蒸らし
蓋を開けずに10〜15分間蒸らす
蓋を開けたら直ちにほぐして全体をよくかき混ぜる
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(2)味噌汁
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材料名 |
目安量
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だし汁(煮干)
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900cc
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豆腐 1/3丁
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100
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なめこ 1パック
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100
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味噌(40〜60g)
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50
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小葱
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30
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美味しい味噌汁を作るコツ
@豆腐は2×2×0.5cmに切る。だし汁少量で味噌を溶く
Aだし汁を火にかけ@の豆腐、なめこ、溶いた味噌を加え、
煮立つ前に火を止めて小葱を散らす
【美味しいだしをとる】 今回は「煮干だし」を採用!
a.かつおだし 水 1000ml (5カップ)
鰹節 20〜40g (2〜4%)
b.煮干だし 水 1000ml (5カップ)
煮干 30〜40g (3〜4%)
材料すべて熱くする程度にとどめることがコツ
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(3)煮魚、ごぼうのささがき添え
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材料名 |
目安量 |
魚切り身
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6切れ
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根生姜
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30
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砂糖
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大匙3 |
醤油
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大匙3 |
酒
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大匙4 |
だし汁
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200cc |
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コボウ 1本
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180 |
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魚臭を抑制して旨みを出すコツ
@根生姜は皮を剥ぎ、薄く切る。ごぼうはささがきにして
水に放しアクをぬく
A平鍋又はフライパンに@と調味料、だし汁を入れて、
一旦煮だったところで魚を入れ落とし蓋する。
沸騰したら中火で5〜8分煮て、火を止め5分蒸す
味をみて皿に取り出し、下煮したささがきコボウを入れ
柔らかく煮る(*1)
煮汁を仕上げる(*2)
(*1)ゴボウは煮れば煮るほど柔らかくなる
(*2)隠し味として、はち蜜、みりんを加える。
汁にツヤがでる
B皿に魚を盛り、付け汁を大匙1ほどかけ、ゴボウと
根生姜を添える
※魚の旨みを出す
煮魚は煮汁を煮立ててから魚を入れる。
魚の表面の蛋白質がすぐに熱凝固するため、
魚の旨みが煮汁に溶けるのを防ぐことができる
そうです。
加熱は5分まで、その後蒸らしを5分必要!
※魚臭を抑制する
白身の魚は魚の味を生かすように味は薄く。
赤身の魚は旨みが強く匂いも強いので煮汁を
濃くしみりんや砂糖を加えて、加熱時間をやや
長くして魚臭を抑制する
【魚臭を抑制する方法】
a.砂糖やみりんなど糖類を加えるとにおい成分
の揮発を抑制できる
b.生姜、葱、牛蒡など香のある野菜を一緒に
加熱する
c.梅干を加えて酸性にし塩基性のにおい成分
の揮発を抑制
d.清酒やみりんなどの発酵性調味料の香気で
魚臭をカバーして生臭を少なくする
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(4)だし巻卵
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材料名 |
目安量 |
卵
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8個
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だし汁
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100cc
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砂糖
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大匙3 |
酒
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大匙2 |
塩
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小匙1/2 |
醤油
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小匙2 |
油
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大匙1 |
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作り方
@ボールに卵をよくときほぐし調味料を加える
A卵焼き器又はフライパンに油をしいて卵液を流して
手前に巻いて奥にやり油を敷き、卵液を流しまた
手前に巻く。これを繰り返し焼いていく(*3)
(*3)強火で焼くと、弾力がでる
B冷めたら1cm暑さに切る
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(5)青菜のお浸し
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材料名 |
目安量 |
青菜 1束
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300
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花かつお
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5
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めんつゆ
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大匙1〜2 |
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作り方
@青菜(*4)の根元を4つ割りにして3〜4cm幅に切り、
フライパンに入れ、その上に葉を3〜4cm幅に切り
のせる(*5)
(*4)青菜を塩で揉むと緑色を保持できる
(*5)硬い根元を下に、柔らかい葉が上にのせで茹でる
A@に水をひたひたに入れ蓋をして火をかけ、沸騰したら
火を止め5分蒸らして、冷水に浸し、しっかり水気をとる
BAをボールに入れめんつゆで調味し器に入れ、花かつお
をかける好みでめんつゆに練りがらしを加えて和える
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