【例会 平成25年5月の料理】 (2013.05.12)

  

 
<鮭の昆布巻き・炒り豆腐> 



今月の料理は、東日本調理師専門学校から教員を招いて実施!

新野 良博 先生

東日本調理師専門学校 日本料理実習担当
(日本料理専門調理師・調理技能士・介護食士1級)

五十嵐 康之 先生

東日本調理師専門学校 西洋料理実習担当
(西洋料理専門調理師・調理技能士)



   

  
     (1)鮭の昆布巻き
 
     (2)炒り豆腐
 
 
    
 

 

     

 
  【山口メモ】

 
(1)鮭の昆布巻き


  

(材料4人分)

鮭切り身(生) 4切り
適量
砂糖 大匙1
醤油 大匙1
早煮昆布 40cm×2本
かんぴょう 2本
調味料(A)  
 水 4カップ
 酒 大匙2+1/2
 酢 小匙1
調味料(B)  
 砂糖 大匙4
 醤油 大匙1
醤油 大匙1
味醂 大匙1

 

 

a.材料の下ごしらえ
 
  ・はバットに並べ、塩を振っておく。水分が出てきて、
   臭みがとれる
   塩を洗い流して水を切り、中骨(*1)をとる。
   皮と身の間に包丁を入れて包丁を上下に動かしながら
   皮を引っ張って皮を剥ぐ(切り取る)  
 
  ・かんぴょうは水にぬらし、塩で揉んで柔らかくして、
   水洗した後
熱湯で茹でる
   かんぴょうの幅が広がってきたら(*2)、水にさらし絞る
 
  ・早煮昆布は半日、水に浸け水気を切って15cm長さに
   切る
 

b.鮭を昆布の幅に合わせて2cm角、長さ7〜8cmの拍子木
   切りし薄塩
  して身を締め、水気を切り砂糖、醤油をかけて20分程おく
 
c.昆布の幅に合わせて鮭(*3)を並べ巻いてかんぴょうで結ぶ
 
d.鍋底にキッチンペーパーを敷き、cの昆布巻きを並べて入れ、
  調味料(A)を注ぎ、ペーパーを内側に折り込んで落し
  蓋をして中火弱位の火加減でアクを取りながら35分ほど
  煮る (途中煮汁がなくなったら水を少しずつ補う)
 
e.昆布巻きに竹串がすっと通るくらいになったら、調味料(B)
  を加え15分ほど煮る
 
f.醤油を加え弱火で10分程煮たら味醂(*4)を加えて煮つめ
  火を止める。 鍋止めして冷まし味を含ませる
 

 
 (*1) 中骨は、頭の方1/3ぐらいにあり、しっぽの方にはない
 (*2) かんぴょうを煮過ぎると結ぶとき切れてしまうので注意

 (*3) 鮭の代わりに、”ししゃも”や”にしん”をしようして
    もよい
 (*4) 味醂を最後に入れるのは、ツヤを出すため

 

 



 
------------------------------------------------------------------------------
(2)炒り豆腐


 

(材料)

豆腐 1/2丁
干し椎茸 2枚
人参 20g
絹さや 4枚
ロームハム 2枚
カニカマ 1本
1個
サラダ油 大匙1+1/2
小匙1/2
砂糖 小匙1
大匙1/2
生姜汁 大匙1/2
旨調 少々

 

a.材料の下ごしらえ
 
  ・干し椎茸を戻す。砂糖を入れると早く戻る
  ・絹さやは半分にして種を取り千切りして、沸騰した湯に
    塩を入れて
   茹で、水洗いする
  ・ロースハム、人参は千切りする
  ・カニカマはさいておく
  ・豆腐は裏ごしする。
 
b.鍋にサラダ油を入れ熱し、人参、ロームハム、椎茸、
  カニカマの順に加え炒め、豆腐が温まったら調味して、
  絹さやを加え合わせる
 
c.bに溶き卵を加え入れ、鍋底が見えるようになったら、
  バットに取り器に盛る