1.天ぷら     (2012年5月)

 

 材料

 

 材料名

目安量

5〜6人g

正味量

1人分g

  エビ(中1尾30g) 2尾 30
  なす 1個半 15

  さつまいも
 (0.8〜1cmの輪切り)

6枚 20

  かき揚げ

   
  たまねぎ 中1/2個 13
  にんじん 30 5
  干しエビ 大匙2 1
       
  アスパラ 6本 1本

  片栗粉
 (青じそ、ししとう

少々 適宜
      

  卵

1/2個(30ml) 5
  冷水 (170ml) 28
  薄力粉 1カップ(100g) 18
     
  揚げ油 3カップ前後 15

  

 

天ぷらの種 天ぷらの油
 鯵、穴子、鰯、鯛、さより、しらうお
 かぼちゃ、にんじん、ごぼう、なす、オクラ、
 ピーマン、たまねぎ、のり、みようが、雪の下、
 タラの芽
 材料をおいしく揚げるには酸化しない白絞油
 (精製したな たね油、大豆油、綿実油のこと)、
 胡麻油、とうもろこし油が香や油切れが良く最
 適とされている

 
 

 作り方
下処理
@エビは背わたを取り、尾と次の1節を残して皮を殻を剥ぎ、腹側の筋肉を伸ばし縮む
 のを防ぎ尾の先を少し切り取る

Aなすは縦4つに切りアクを抜きし水気を良く取り、更に縦に細かく包丁を入れて
 おおぎ型にして、揚げる

Bさつまいもは、0.8〜1cm厚さの輪切りにする
Cたまねぎは、皮を剥いて、櫛形に薄く切る
   
衣を作る
  ボールに冷水と卵を入れほぐし、粉を加えてさっくりと混ぜる
 
【揚げ方】
@油を3カップ前後を中火にかけ、さつまいもを衣をつけてやや低温(160〜170℃)で中まで火を通す
Aなすをおおぎ型に押して、衣をつけやや高め(180℃)で揚げる
Bエビに衣をつけて、170〜180℃でからっと揚げる
Cたまねぎ、にんじん、干しエビに少し粉を振ってかけ、ボールの衣の中に入れ、180℃のやや高めの
 温度でからっと揚げる
Dアスパラは片栗粉を加え薄めの衣をつけ、高めの温度で短時間で揚げる
 

 

油の温度を知る方法 

 A. 150℃以下  低温 衣が下に沈んで、すぐに浮き上がってこない
 B. 170〜180℃ 適温 半分まで沈んだ衣がすぐに浮き上がる
 C. 200℃以上  高温 衣が油の表面で激しく散る


天ぷらの要点 
 A.. 衣は一度に多く作ったり、温度が上がると粘りがでるので
    氷水を用いて少量ずつ作る
 B. 揚げ種は、油の適温を保つため一度に多く入れないこと
 C. 油の温度を不必要に上げない(高温は油を早く傷める)
 D. 揚げた物は重ねない
 E. 使用した油はこして冷暗所に保存し、次回さし油して使用する
    ※さし油 使用した油に新しい油を同量加えると
          ほぼ新しい油と同じ力を発揮する