1.ぼた餅     (2011年8月)

 

 

 材料名

目安量

12個分g

正味量

1個分g

  ぼた餅    
   もち米 200 16
   うるち米 100 8

   水

350

60

   あん

420 35
  アルミカップ 12枚    

   

   

  小豆あん    
  小豆(1カップ) 150  
   水 800  
  差し水 200  
  水(800〜1g) 800  
  砂糖 150〜180g  
  塩 小匙1/2  

  

 

 作り方


@もち米とうるち米を混ぜて洗米して、分量の水を加え炊く。
 15分蒸らし、水で濡らしたするこぎ棒で半潰の状態につく。
 人肌ぐらいに冷えたら、12個に分け俵型に丸める。

Aあんを12等分に分ける。

BAのあんで@の俵型の飯を包みアルミカップにのせる。

    

 小豆あん(粒あん)の作り方


@小豆150g(1カップ)に水4カップを加えて火にかけ、沸騰したら1カップの水を差し、
 しわのばしをする。アクが出てきたら渋きり(湯を全部捨てる)をする。

A@の小豆に改めて4カップの水を加え、弱火で煮る。時々水を差してアクを取り、
 小豆をつまんですぐ潰れるぐらいまで煮る。

B砂糖と塩を2〜3回にわけて入れる。
C火加減は小豆を焦がさないように強火から中火、弱火にしてその間絶えずかき混ぜながら練る。
  味をみて、木杓子の跡が残るようになったら火を止める。
          

 <補足>

 小豆は形、色、風味を重視する場合は洗ったらすぐに煮始める。
 これは浸漬液による吸水が少ないため(特に新ものの場合は水に漬ける必要はない)
 腹割れを防ぎ、色の流出を抑えるため。
 

                
                                                               

【メモ】
  今月(8月)の料理は、ぼた餅、千種焼き及び吉野汁のレシピを用意してましたが
  自宅に持ち帰り家族で頂ける”ぼた餅”と枝豆の茹で方について、実践した。
@ぼた餅の作り方
a.もち米(3kg)とうるち米(1kg)を混ぜて洗米して、分量(*1)の水を加え炊く。
2つの釜で炊くので、一つの釜には水1.8kgを正確に!
経験から、水分量は計算値より少なめにした方が良いとのこと。
b.15分蒸らし、水で濡らしたすりこ木棒で半潰の状態につく。
c.人肌ぐらいに冷めたら、12個に分けて俵型に丸める。
d.あんを12等分に分ける。1個40g程度
e.dのあんでcの俵型の飯を包み、アルミカップにのせる。
あんと飯の量を同程度にすると、むらなくあんで包むことができる。
あんが不足して、包むことができない場合は、アルミカップで隠そう!
 

  *1水の分量
  カップ(容量) 重量(kg)
もち米 2割引 5割引
うるち米 2割増 5割増

         もち米3kg+うるち米1kg ・・・
         水分量 (2×1)+(2×0.8)=3.6kg/2釜

         (=もち米3×0.8+うるち米1×1.2)

      【熱湯消毒】
      俵型に丸めた飯や丸めたあんをのせる器は、事前に熱湯消毒しておく