2.なすの味噌煮     (2011年7月)

 

 

材料名

目安量

5〜6名分g

正味量

1名分g

  なす

600

100
  油 適量 少々 
  豚肉 150 25
  だし汁 少々 少々
  味噌 大匙2 6
  砂糖 大匙2 3
  醤油 少々 少々
  豆腐 350 58
  にら 25 4


 

 作り方
@なすは拍子木様に切って、アクを抜いて水気を絞る。
A@を油通ししてザルにあげ、余分な油を切っておく。
B鍋になす、肉、だし汁を入れ火にかけ、砂糖、味噌を入れ、最後に豆腐とニラを加え
 ひと煮立ちさせる。

     

 
 【山口料理メモ】

 @
なすを拍子木様に切って、水に入れてアクをとり、ペーパタオルで水気を取る。
 A
@のなすを油通し(*)して、ザルにあげ、余分な油を切っておく。
 Bフライパンに油をひき、隠し味としてお酒、醤油を振った豚肉を焼く。
  焼け焦げがついたら、だし汁、砂糖、味噌を入れ、煮る。
  豆腐とニラを加えひと煮立ちさせたら完成。
 
  (*)油通しは、野菜や肉などを100〜140℃の低温の油にくぐらせ、表面だけ熱
    を通して油を切り、炒めやすくする方法。
    野菜は青臭さが抜け、色や歯ごたえがよくなり、肉はうまみを封じ込めて
    軟らかくおいしく仕上がるとのこと。
    今回は、180℃程度の油で油通しした。

 
 

 <補足>

 成分は水分94.1%と低カロリー、ビタミン、無機質は少ない。
 皮の紫黒色はアントシアン系色素のナスニン等でアルミニュウ
、鉄イオンによって
 安定した青藍色となるので、漬け物にする

 時は古釘や焼きミョウバンを用いる。

 油と相性がよいので料理の幅も広い。癖が無いので糠味噌漬け、
からし漬け、塩漬け、糀漬け、
 粕漬けとはば広い。